CAARS 日本語版 (Conners' Adult ADHD Rating Scales)
画像提供:金子書房 |
原著者 C.Keith Conners Drew Erhardt Elizabeth Sparrow
監修 中村和彦
監訳 染木史緒 大西将史
所用時間 回答:15分~30分 採点:約10分
適用年齢 18歳以上 |
目的
2011年7月に発行された、子どものADHDとその周辺の症状を診断する質問紙「Conners3 日本語版」の著者キース・コナーズ博士による、成人に見られるADHD関連の症状を評価する目的で作成された検査です。
日本語版は、浜松医科大学精神神経医学講座准教授の中村和彦監修で翻訳しました。
質問紙のプロフィール表は、日本での調査データに基づいて作成しました。
特徴
質問項目数 「自己記入式」66項目、「観察者評価式」66項目の2種類。
観察者とは、家族、友人、同僚など最近の本人をよく知る人を指します。
複数の回答者からの情報をもとに包括的に評価を行います。
「自己記入式」「観察者評価式」は、尺度・項目に整合性があり、回答者間の情報を容易に比較できます。
ADHDの人とそうでない人を判別するための項目(ADHD指標)が含まれます。
回答に一貫性があるか判別する指標(矛盾指標)があります。
DSM-IVによるADHD診断基準と整合性のある尺度です。
「うっかり口をすべらせてしまう」、「いらいらする」など成人が時々経験する問題や行動についての質問が66項目あります。
「まったく当てはまらない」~「非常に当てはまる」の4段階で回答。
DSM-Ⅵの専門医が診断します。
CAARS日本語版の尺度
A. 注意不足/記憶の問題
B. 多動性/落ち着きのなさ
C. 衝動性/情緒不安定
D. 自己概念の問題
E. DSM-IV不注意型症状
F. DSM-IV多動性-衝動性型症状
G. DSM-IV総合ADHD症状
H. ADHD指標
活用方法
病院(外来・入院)、精神科病院、クリニック、発達障害者支援センター、福祉施設等に関わる医師、臨床心理士、臨床発達心理士、ソーシャルワーカー、カウンセラーの利用を想定しています。CAADIDにてADHDの診断を行い、当検査において重症度を診断するという使い方をおすすめいたします。
医療・カウンセリング
・問題の特定に
・スクリーニング検査の一環として
・症状の経過観察に
価格
自己記入式用紙(5名分) |
商品コード 002-251 税込価格 4,950円 |
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観察者評価式用紙(5名分) |
商品コード 002-252 税込価格 4,950円 |
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マニュアル |
商品コード 002-257 税込価格 13,200円 |
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