教育原理 ※絶版
※画像提供:日本文化科学社 |
川本亨二 著
発行元 日本文化科学社
価格
商品コード
サイズ A5判180頁
|
概要
日本大学通信教育部のテキストとして利用している著書を市販用に改訂したもの。四年制大学、とくに短大向けの「教育原理」に最適。
目次
第1章 教育とは何か-教育の本質-
1 特色ある人間の出生形態
離巣性の動物と留巣性の動物
未成熟な出生が意味するもの
注・学習のポイント
2 学習の必要性
学習によって完成される遺伝
社会化のための学習
文化遺産継承のための学習
注・学習のポイント
3 人間における遺伝と環境
遺伝の影響が強いものと環境の影響が強いもの
環境閾値説
適度な刺激が成長・発達を促す
学習のタイミングと環境のタイミング
遺伝の意味が変化する
生命現象としての発育・成長
注・学習のポイント
4 人間形成と発達初期
人間形成と発達初期
発達初期の重要性
好奇心
ホスピタリスム
モラトリアム人間
パーソナリティ形成
注・学習のポイント
5 教育現象-教育形成作用の多面性-
学校中心の教育観への反省
「教育」の意味をもつと広く捉える
意図的・組織的な教育現象
無意図的・非組織的な教育現象
間接的教育現象の時代
社会関係と教育
社会・文化と教育
注・学習のポイント
6 現代の生活環境と教育
科学技術の恩恵に支えられた社会生活
家庭の教育力低下
核家族化からくる教育問題
地域社会・仲間集団の弱まり
生活経験を豊かに
注・学習のポイント
7 現代社会の教育課題
従来の学習形態とその問題点
教育の本質と学習の主体者
人間の学習意欲
学校教育・家庭教育・社会教育
生涯学習社会と学校
注・学習のポイント
第2章 教育の目的
1 教育目的をどう考えるか
教育目的の存在
教育目的としての理想的人間像
教育目的における普遍性と特殊性
注・学習のポイント
2 教育目的をめぐる問題
教育目的における個人的側面
教育目的における社会的側面
教育目的をめくる論争点
注・学習のポイント
3 主要な教育目的論
近代教育の先駆者コメニウス
子どもを尊重する教育へ(ルソーとぺスタロッチ)
道徳性の陶冶を重視したヘルバルト
プラグマティズムの教育目的(デューイ)
注・学習のポイント
4 国家主義時代の教育目的
文明開化期の教育目的
教育の国家主義化と教育目的
「教育ニ問スル勅語」
戦時体制下の教育目的
注・学習のポイント
5 教育の民主化と教育目的
日本国憲法」「教育基本法」の精神
「期待される人間像」
義務教育諸学校の教育目的
高等学校の教育目的
その他の諸学校の教育目的
注・学習のポイント
6 教育目的と今後の課題
人間性を求めて
個々人が自らの教育目標をもつ時代へ
学習のポイント
関連カテゴリ 教育