講座・サイコセラピー11 ソーシャル・スキル・トレーニング ※絶版
※画像提供:日本文化科学社 |
渡辺弥生 著 内山喜久雄 高野清純 監修
発行元 日本文化科学社
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サイズ B6判232頁
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概要
人と人との関係は,数え切れないくらいの楽しみと喜びをもたらしてくれる反面,神経をすり減らさせ,日常生活を針のむしろに変えてしまうほどの苦しみを与える。人と人がうまくつきあっていくために必要なソーシャルスキルを考え、望ましい行動を身につける具体的で効果的な方法を検討する。
目次
監修のことば
はじめに
第1章 ソーシャル・スキルとは
1 ソーシャル・スキルの定義
2 ソーシャル・スキル研究の意義
3 臨床分野における意義
4 教育分野における意義
5 ソーシャル・スキルの欠如
6 ソーシャル・スキルの選択
第2章 ソーシャル・スキルの発達と関連のある要因
1 乳児の社会性
2 母親との関係からの拡大
3 仲間関係とソーシャル・スキル
4 仲間関係と学習成績
5 仲間関係の利用
6 ソーシャル・スキルと向社会的行動の発達
7 ソーシャル・スキルと自尊心
8 ソーシャル・スキルと自己統制
9 ソーシャル・スキルの介在
10 ソーシャル・スキル・トレーニングの将来の方向
第3章 対人行動の基本
1 複雑な対人行動
2 対人行動の基本的要素
3 主張的行動
4 対人行動を規定する要因
第4章 ソーシャル・スキルのアセスメント
1 アセスメントの必要性
2 アセスメントの種類
3 認知的測度について―他者からの評価尺度―
4 行動的測度について
5 生理学的測度について
6 総合的アセスメント
7 プログラムの目標設定
8 ソーシャル・スキル・トレーニングの評価
第5章 ソーシャル・スキル・トレーニング技法
1 言語的教示
2 モデリング
3 行動リハーサル(ロールプレイ)
4 ウォームアップ
5 強化
6 コーチング
7 問題解決トレーニング
8 ホームワーク
第6章 ソーシャル・スキル・トレーニングの実施計画
1 マンツーマン形態かグループ形態か
2 個別プログラムか標準プログラムか
3 グループの構成
4 トレーニングにおける留意点
第7章 ソーシャル・スキル・トレーニングの実践例
1 臨床分野におけるソーシャル・スキル・トレーニング
2 教育分野におけるソーシャル・スキル・トレーニング
第8章 ソーシャル・スキル・トレーニングにおける諸問題
1 アセスメント上の問題
2 方法上の問題
文献
事項索引
人名索引
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