新訂 ロールプレイング ※絶版
※画像提供:日本文化科学社 |
台利夫 著
発行元 日本文化科学社
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サイズ A5判192頁
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概要
学校現場でのロールプレイングを中心に分かりやすく解説。今回の改訂では、新事例を加え、技法的な面を強調。また、ロールプレイングを個人カウンセリングに挿入する際の注意点、実施の前後の査定の問題、初心者研修の諸ステップと監督研修、そしてソーシャルスキル・トレーニングなどとの相違にも触れた考察を加えている。現場において実践を志す人、さらには経験を積んだ研修の指導者必携の書。
目次
はしがき なぜ、今、ロールプレイングか
第1章 ロールプレイと社会生活
I.ロールプレイングへの招待
II.ロールプレイングのあらまし
1.‘役割をとる’ということ
2.ロールプレイングと心理劇)
第2章 学校現場でのロールプレイング
I.ロールプレイングの技法の活用
1.特別活動―朝会でのある校長の話―
2.道徳指導―教室における道徳の時間―
3.教科指導―教科の授業と障害児―
II.ロールプレイングの構えの活用
1.教室の授業において
2.校庭の授業において
III.身体活動の内側と外側
1.心理・生理的側面
2.心理・社会的側面
3.発達とジグザグする関係発展
第3章 種々のカウンセリングへロールプレイングの導入
I.相談場面のロールプレイング
1.カウンセリングとロールプレイング
2.個人カウンセリングにおいて
3.家族カウンセリングにおいて
II.集団カウンセリングにおけるロールプレイング
1.集団カウンセリングの効用
2.自分の行為への気づき
3.問題に面と向かう
III.ピア・カウンセリングにおいて
1.ピア・カウンセラーのための技法
2.学校現場への適用
IV.ロールプレイングをどこで、どう導入するか?
第4章 ロールプレイングの基本
I.ロールプレイングの組み立て
1.手順
2.5つの構成要素
3.基本の技法
II.ロールプレイングの理論的背景
1.理論と実践のズレ
2.自発性と役割
3.役割と社会的・文化的場面
4.社会場面と個人心理のかかわり
第5章 ロールプレイングの研修
I.研修の要点
1.技能と倫理
2.初心者研修
3.監督研修
4.補助自我研修
II.誰が誰にどのような研修をするか
第6章 ロールプレイングの査定と効果
I.査定のやり方
1.グループ・アプローチの査定の一般的特徴
2.適性の査定:禁忌にも注意
3.効果の査定
II.監督の習熟度の査定
1.チェックリストによる査定
2.スーパーバイザーの場面参加による査定
あとがき ロールプレイングにおける仮想と現実
参考文献
事項・人名索引
関連カテゴリ 心理