通常学級の特別支援セカンドステージ 6つの提言と実践のアイデア50 ※絶版
※画像提供:日本文化科学社 |
佐藤愼二 著
発行元 日本文化科学社
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サイズ A5判 186頁
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概要
学級経営・授業づくりの専門性に、特別支援教育の観点を加味することによって、通常学級の教育に「ないと困る支援の専門性」を実践的に追究した一冊。通常学級の「特別」ではない支援教育、すなわちセカンドステージに向けての6つの提言と50の実践上のアイデア、15のミニネタ、そして、職場での特別支援教育の研修に役立つ簡単疑似体験を紹介している。
目次
はじめに
提言I ノーマライゼーションの時代へ!─学校教育の究極の目的を問い直す─
提言II 事後対応から事前的チームデザインの時代へ!
実践1 本人の立場での引き継ぎを!
実践2 “小一プロブレム”への対応
実践3 “中一ギャップ”への対応
実践4 チームデザインで“日常的な気づきのアンテナ”を!
実践5 特別支援教育に関する5W1H(年間計画)の重要性
提言III ユニバーサルデザインの時代へ!─どの子どもにも便利な超教科的・超領域的な発想での支援を─
実践6 超教科的・超領域的な支援方法─ユニバーサルデザインの発想こそ─
実践7 学級経営と授業にこだわる!
実践8 まず、教師の見方を変え、子どもたちにも見方の転換を!
実践9 支え合う子どもと教師の関係を
実践10 心配しなくていい! 大丈夫だ!
実践11 静けさをユニバーサルデザインの根幹に!
実践12 静かにしている子どもたちを称賛する!
実践13 静かにすること─まずは、年度当初の確認!─
実践14 静かにする前提─話を聞くスキルの定着を!─
実践15 ミニネタで“静”を呼び込む─“動”には“動”で─
実践16 静けさのために、毅然とした対応も!
提言IV 学校ミニマムスタンダードの時代へ!
実践17 時間的な環境要因をミニマムスタンダードで!
実践18 空間的な環境要因をミニマムスタンダードで!
実践19 仲間・人的な環境要因をミニマムスタンダードで!
実践20 目に見えないルールこそミニマムスタンダードで!
実践21 ルールはそれを守る子どもをほめるためにある!
実践22 ミニマムスタンダードが校内支援体制の基盤
提言V 本人の思いに寄り添うパーソンセンターの時代へ!
実践23 まずは本人に聞いてみよう!
実践24 カリズマティックアダルトになる!
実践25 教育相談・生徒指導プラスαの観点
実践26 分かっていないためにうまくできない! そのつらさに寄り添う
実践27 具体的な方法のアイデア(1)─イラストトーク法─
実践28 具体的な方法のアイデア(2)─イメージ地図法、概念地図法、連鎖キーワード法─
実践29 具体的な方法のアイデア(3)─三択(選択)クイズ法─
実践30 具体的な方法のアイデア(4)─フローチャート法─
実践31 自己理解を深める─告知を考える前提─
実践32 守れる約束をする!─自分を信じる“自信”のために─
提言VI ナチュラルサポートの時代へ!─親は一生、教師は一時─
実践33 子育ての喜びと苦労を受け止める!
実践34 子育てをねぎらう!
実践35 まずよき“夫”!─夫婦の当たり前の会話を─
実践36 保護者との連携・協力の構造を考え直す
実践37 “最も早く気づき、最も早く支援できる”母親─行政によるバックアップ─
実践38 学校全体での取り組み
実践39 学級での取り組み─保護者による子育てピアサポートの雰囲気づくり─
実践40 周りの保護者への説明
実践41 保護者との連携もまずは引き継ぎ
実践42 親の“希望と期待”を共有する
実践43 理解には時間が必要─LD等の障害を親は知らない!─
実践44 教師と話すことが心地よい関係づくりを!
実践45 “親は一生、教師は一時”を受け止めて!─すでに診断を受けた子どもの保護者─
実践46 障害のある子どもの親の身になって!
実践47 “手がかかる”というリアリティーの共有!
実践48 連携の本質を考える!─子どもの“いい姿”を実現してこそ─
実践49 子どもの家庭生活づくりは親の生活づくり
実践50 “教師の一時は、子どもの一時”!
資料 すぐ使える簡単疑似体験!
文献
おわりに
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