認知行動療法・実践カード≪管理職編≫

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	検査名 認知行動療法・実践カード≪管理職編≫    著者 ・福井至　・野口恭子　・中山ひとみ ・粟竹愼太郎　・寺戸誠治

特徴

管理職、特に若手中間管理職が心の健康を損なう要因に、ネガティブなイベントに直面したとき、自分自身に「仕事は完璧でなくてはならない」「部下は優秀であるべき」「失敗は許されない」「自分の力量不足」などの合理的な範囲を超えた信念をもちすぎ、結果として自分自身を責め、否定するにいたる場合があります。このように、長く続ければうつ病になる可能性が高い不合理な考え方の修正を目的に作られたものです。

クライエントに適用するにあたり、クライエントの悩みを共感的に理解し、積極的に尊重すべきであることは論をまちません。そのために必要となるのが心理アセスメント（評価・査定）です。心理アセスメントには、観察法、面接法、テスト法などがありますが、ＭＩＢＴ（Management's Irrational Belief Test）は、管理職の方が強くもちすぎると不適応の原因となる恐れのある、管理職特有の不合理な信念を測定するための質問紙です。
   MIBTを実施することにより、クライエント自身でも気がつかなかった不合理な信念の中核的要素が明らかになります。

MIBTで明らかになった管理職特有の不合理な信念を合理的な信念に変容させるために創られたのが認知行動療法・実践カード≪管理職編≫です。このカードはMIBT項目と連動しており、MIBTの結果で見いだされた不合理な信念を同じ項目のカードを用いて、ストレスにも対応できる考え方を身につけていくものです。

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検査名 ： 知行動療法・実践カード≪管理職編≫

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