特別支援教育における 構音障害のある子どもの理解と支援
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加藤正子/竹下圭子/大伴潔 編著
税込価格 3,850円
商品コード 080-016
サイズ B5判 |
構音の状態と子どもの発達に合わせた指導目標の立て方から指導の原則・ポイントまで、正しい構音に導くためのさまざまなアプローチを紹介。 |
まえがき |
Ⅰ 構音障害のある子どもたち A 知的な発達に遅れはなく、発音の誤りだけが目立つAさん(機能性構音障害) 1 Aさんの生育歴 B 口唇裂と口蓋裂があり、鼻に抜ける発音が特徴的なB君(器質性構音障害) 1 B君の生育歴 C 四肢に運動障害があり、発音が全体的に不明瞭なCさん (運動障害による構音障害) 1 Cさんの生育歴 D 自閉症スペクトラム障害の診断を受け、発音にも誤りのあるD君 1 D君の生育歴 |
Ⅱ 構音(発音)のしくみ A 音の生成 1 子音とその分類 C 日本語の音声 1 母音 D 音節とモーラ E 音素 |
Ⅲ 音声・構音の発達 A 子どもの音の発達 1 反射的発声 C 幼児期の構音発達 1 喃語の中から語の拡大(50語まで) |
Ⅳ 機能性構音障害児の評価と指導 A 機能性構音障害とは 1 構音障害とは B 機能性構音障害児の評価 1 構音の誤り C 機能性構音障害児の指導 1 経過観察 D 複数音に誤りが見られる構音障害児の評価と指導 1 構音検査の結果から指導目標を導き出すには E 前段階に舌運動訓練を用いた側音化構音の指導 1 舌運動訓練とは コラム1 音節のつながりが難しく、一貫性のない構音の誤りを示す子ども |
Ⅴ 器質性構音障害児の評価と指導 A 器質性構音障害とは 1 口蓋裂とは C 口蓋裂・先天性鼻咽腔閉鎖不全症の言語評価 1 言語発達の評価 4 構音の評価 D 口蓋裂言語の治療・指導 1 鼻咽腔閉鎖機能の治療 E 舌小帯短縮症の評価と指導 1 舌小帯短縮症とは F 咬合(咬み合わせ)の異常を伴う子どもの指導 |
Ⅵ 運動障害を伴う構音障害児の評価と指導 A 小児にみられる運動障害による構音障害 1 脳性まひにみられる発話の問題 B 評価(構音以外に関する項目) 1 発話に関しての評価 C 構音、発話指導の実際 1 脳性まひ児の指導 コラム2 プレスピーチ(pre speech) |
Ⅶ 発達障害を伴う構音障害児の評価と指導 A 発達障害児の構音の障害とは 1 発達障害児とは B 発達障害児の評価 1 聴覚機能の評価 C 発達障害児の構音の指導 1 特異的言語発達障害の事例 D 発達障害をもつ子どもたちの構音の指導に当たって |
Ⅷ 吃音を伴う構音障害児の評価と指導 A 吃音について B 診断・評価 1 吃音検査法 C 吃音児の指導・支援 D 構音障害(機能性構音障害)を伴う吃音児の指導方法 1 吃音のある子どもに対する構音指導の留意点 E 事例 1 対象児 |
関連カテゴリ 言語障害