逐語録による国谷セミナー 第Ⅲ部 ※絶版
東京家族療法研究会 編集
※この商品は絶版となりました。 |
概要
家族療法研究会のファミリー・セラピー・セミナーは、1981年にスタートして以来16年目を迎え、第1回より数えて百数十回に及ぶ記録的な長期な、好評の勉強会です。
東京家族療法研究会のファミリー・セラピー・セミナーは、1981年にスタートして以来、昨年8月に亡くなられるまで会長をされていた国谷誠朗先生の指導による勉強会としてずっと継続されていました。その間1996年に、そのセミナー逐語録の第Ⅰ部が、そして1998年には第Ⅱ部が刊行され、大変なご好評をいただきました。
この度、国谷誠朗先生の一周忌にあたる8月3日に第Ⅲ部を発行いたしました。国谷先生の指導の様子が逐語録によってありありと体験していただける貴重な記録になっています。第Ⅰ部と第Ⅱ部と合わせて、臨床家の方々のみならず、多くの方々にお役立ていただけると信じています。
目次
第1章 心理療法の基本としての「気づき」 <国谷式‐1>
1 講義 気づき(Awareness)の難しさ
気付きとは
『気付き』に気付く
気付きの実習
過去の学習による気付きのパターン
第2章 「気づき」の誘発 <国谷式‐2>
1 講義 気づき(Awareness)の誘発
2 実習(1)
気付きの病理
あなたの気付きのくせは
実習 わからずや
第3章 自発性の誘発 <国谷式‐3>
1 講義 自発性の誘発
2 実習-1
3 実習-2:こだわりの人
自発性の病理
こだわりの人
第4章 エンゲージメントへの抵抗への対応(1) <国谷式‐4>
抵抗とは
家族療法初期に現れやすい抵抗
第5章 エンゲージメントへの抵抗への対応(2) <国谷式‐5>
1 講義 抵抗への対応の復習
2 実習(1):抵抗への対応実習1
3 実習(2)
第6章 逆抵抗への対応(1) <国谷式‐6>
1 講義
H.S.Streanによる逆抵抗のモデル
逆抵抗 事例1
逆抵抗 事例2
H.S.STREANによる逆抵抗のモデル
逆抵抗 事例1
逆抵抗 事例2
逆抵抗の実習
抑圧しているものに気付く実習
第7章 逆抵抗について(2) <国谷式‐7>
1 8月のUPMでの話 尽力的配慮と垂範的配慮
2 セラピーハニームーンについて
3 振り回されやすい治療構造について
事例研究A
事例研究B
4 実習-1
5 実習-2
セラピーハニームーン中に起こり得る逆抵抗
事例研究A
事例研究B
セラピーハニームーン 実習準備
UPMパネル『キリスト教精神と現代心理学』
メダルト・ボス 尽力的配慮と垂範的配慮
第8章 逆抵抗について(3) <国谷式‐8>
1 復習 セラピーハニームーンについて
2 ファースト・トリートメント・クライシスについて
ファースト・トリートメント・クライシスと逆抵抗
ファースト・トリートメント・クライシス 実習
ファースト・トリートメント・クライシス 実習準備
ファースト・トリートメント・クライシス 実習
第9章 逆抵抗とクライエントのリソース開発 <国谷式‐9>
1 講義
2 実習A
3 実習B:私の宝探し
クライアントのリソース
私のコーピングの資源
私の宝探し
実習-1
第10章 クライエントのリソース開発への抵抗と対応 <国谷式‐10>
- 1 講義
- 2 実習A
- <リソースへの気づきへの抵抗の実習>
- 3 実習B
- <リソースへの気づきへの抵抗の実習・続き>
- リソースへの気付きへの抵抗の実習
- リソースへの気付きへの抵抗の実習 続き
- クライエントリソース 続き
第11章 NLPによるクライエントのリソース開発 <国谷式‐11>
- 1 講義
- 目標明確化の援助
- NLPの6段階リフレーミング
- 自発的トランス誘導法