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（インボイス制度）適格請求書発行事業者
登録番号 ： T9240001027159

検査名

新ストループ検査Ⅰ、Ⅱ

著者

箱田裕司

渡辺めぐみ

適用範囲

インクの色の読取り・語の読取りが出来る年齢 （７～８９歳）
※ただし、小学１年生や幼稚園児の場合、集団実施は検査への注意集中という点で 問題がある。また、高齢者の場合、色名呼称の習慣がより若い世代と異なる。
例：緑のインクの色を「あお」と答える。

色名語とそれがかかれたインクの色が異なる色名語(たとえば、「みどり」)が提示され、そのインクの色(■)を呼称することが求められると、言葉(みどり)から妨害を受け、うまく反応できないことが知られている。

これはストループ効果が呼ばれており古くから知られている。

一方、言葉が表わす色(■)と色パッチを照合することが求められても、色名語のインクの色(■)から妨害を受ける。これは逆ストループ効果と呼ばれている。本テストはこれら二つの効果とも測定できる初めての検査である。

■新ストループ検査Ⅱ特徴

逆ストループ統制条件、逆ストループ条件、ストループ統制条件、ストループ条件がそれぞれ１００ 試行からなるＡ３サイズのストループ検査です。取り掛かりのわずかな遅れが正答数に反映され、そ の後の正答数をもとに計算される干渉率に影響する欠点をより改善するために開発されました。１試 行の実施時間は１分間です。

１、選択的注意の測定

従来からストループ効果には選択的注意が反映されるものであるとされており、本検査でも測定が可能である。特に、逆ストループ効果も同時に測定可能であることから、選択的注意を多面的に測定できる。

２、言語処理と色処理の相互作用の測定 

本検査では、ひらがなの言語処理と色処理が求められることから、日本語の習得過程が反映される。日本語が母国語でない外国人の習得レベルがストループ効果に反映される。

研究目的

・注意力の個人差 ・注意力の生涯発達的変化 ・言語能力の発達

教育目的

・手軽にできる心理学実験の教材として。
・ボケ防止の材料として(すでに他の研究者によってストループ効果の この用途が紹介されている。
・発達障害特にAD/HD の注意力測定。

 新ストループで何がわかるか ー新ストループ検査Ⅰ・Ⅱ解説ー

著者：箱田裕司　渡辺めぐみ　　価格はこちら

■特徴

ストループ効果は認知心理学、感情心理学などの基礎的心理学領域だけでなく、臨床心理学や 医学の領域でも広く用いられています。 今日、ストループ効果だけでなく、逆ストループ効果も注目されるようになり、逆ストループ 効果を測定することによって、以前は分からなかった現象が発見されるようになり、発達障害 や加齢に伴う認知的障害の性質を明らかにするツールの一つになりつつあります。そして、ス トループテストが神経心理学検査として医療保険の診療報酬の対象になることによって、医療 現場での活用が期待されるようになりました。そこで本書は新ストループ検査について、これ まで開発、研究を行ってきた実施方法、得られたデータの解説、これまで適用されてきた様々 な領域の研究を紹介します。

■目次

第１章　新ストループ検査Ⅰの開発と基礎的データ

（１）二重符号化理論からの示唆：新ストループ検査（４０秒版）の誕生
（２）新ストループ検査Ⅰの実施方法

（３）新ストループ検査Ⅰ（４０秒版）の生涯発達データ

第２章　新ストループ検査Ⅱの開発と基礎的データ

（１）新ストループ検査Ⅱ（６０秒版）の実施方法

（2）新ストループ検査Ⅱ（６０秒後）の生涯発達データ

第３章　ストループ・逆ストループ干渉に影響するその他の要因

（１）反応様式

（２）実施順序と反復

（３）発達障害

（４）精神疾患

（５）脳機能

商品コード

　０４４－０４０

税込価格

　９，９００円

商品コード

　０４４－０４１

税込価格

　１，３２０円

新ストループ検査Ⅰ・Ⅱ解説書

「新ストループで何がわかるか」

商品コード

　０４４－０４２

税込価格

　１，９８０円 

商品コード

　０４４－０２５

税込価格

　９，９００円

 商品コード

※絶版

新ストループ検査Ⅱ

採点盤 英語版

 商品コード

８枚組