ことばのいずみ
商品名 ことばのいずみ
開発・監修・著者 天野清(教育学博士)
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ことばのいずみとは
小学校低学年のLD児の基礎的な読み書き能力を飛躍的に高め、LD状態を改善させたり回復させるためには、第1学年時から、音節の指導を基礎にした「読み書き指導」、文の構造の理解を通した「文法指導」、分類操作の学習を基礎に、組織立った経験を与える「語彙指導」の3つの面から組織的な言語指導・訓練を行い、その中で子どもの認知諸能力(知覚、思考、注意、記憶、言語的な行動統制など)を発達させることが必要です。このような考えを基礎に開発したのが『読み書き入門教育プログラム ことばのいずみ』です。
教育学博士 天野清 |
「ことばのいずみ」プログラム構成
プログラムはそれぞれステップに分かれており、そのステップ順に訓練を進めていきます。 |
商品名 Lプログラム訓練キット 「語彙・認知教育プログラム」(全12ステップ) Lexico-semantic Cognitive Teaching Program Based on Classification
開発・監修・著者 天野清(教育学博士)
商品コード 023-535
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<内容> 絵カード・文字カード・訓練ツール・解説書・手引書・記録票 寸法(ケース) :350 × 480 × 150 mm
道具や幾何図形、事物の絵カードなどを多様な方法で分類させる課題を通して、語彙能力と抽象・一般化の能力を高めます。 |
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■ 1つの特質を基礎にした「一次元分類操作」と語彙の学習 ■2つの特質で分類する「二次元分類操作」と語彙の学習 |
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LD児の多くに見られる語彙力の貧弱さは、日常的な経験の不足と、語彙の獲得のための基礎となる認知能力の未発達、未形成が原因となって生じます。 |
商品名 Wプログラム
開発・監修・著者 天野清(教育学博士)
商品コード 023-537
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<内容> 図版ファイル・文字カード・訓練用カード・モデル作成用積木・ひらがな練習用紙・解説書・手引書・記録票
<特徴> 「きって」を「きて」、「おじいさん」を「おじさん」と書き誤ることは、LD児や幼児にしばしば見られます。これは、日本語の〈つまる音〉や〈長い音〉の音節についての理解と、その表記法のルールの未習得が原因となって生じます。語がどのような音節から成り立っているかを分析することを音節分析と呼んでいます。 |
近日発売予定 |
商品名 Sプログラム 「構文プログラム」(全11ステップ) Syntactico-semantic
商品コード *** |
筋のあるまとまった話を、話したり書いたりするためには、基本的な構文を、正しく学習していることが必要です。 |
指導・訓練の実際 How to use...
個別対応が基本です。児童が集中できる場所で、指導・訓練をしてください。1回の指導は、プログラムを組み合わせて行います。(例えば、LとWを1ステップずつなど) | |
手続に従って、指導を進めていきます。 指導・訓練には根気が必要です。焦ってステップを急いだり、とばしたりすると、訓練効果が得られません。 | |
記録用紙がついていますので、当日の指導内容を記録します。記録をとることで、児童の習得具合や苦手な部分がわかるので、次回のプログラム作りに役立ちます。 | |
保護者の協力のもと、家庭でその日の復習をすると、より効果的です。 LD状態の改善及び回復を目的とする場合は、最低週2回の指導・訓練を行ってください。 |
「ことばのいずみ」FAQ
「ことばのいずみ」の特徴は? 「ことばのいずみ」は、学校授業の補習的な指導ではなく、児童の発達を促進させる教育ができることを最大の特徴としています。また、著者/天野清の40年に渡る研究に基づいた実績のある「軽度発達障害児向け」の教材です。 |
訓練時間はどのくらい? 1回の指導・訓練は、約60分を目安とします。1ステップが20~30分で終了することを想定して構成されていますので、1回の指導は、児童の習得具合に合わせ、ステップを組み合わせて行います。また、全てのステップが終了するまでに1~2年の訓練期間が必要です。 1つのステップが終了後、次のステップに移りますが、「できないところを復習して、理解できれば終わり」ではなく、「できるところも含め、ステップの最初から最後まで通しで正解」した時点で、初めてそのステップの終了となります。できないステップは、何度も繰り返して指導・訓練を行うため、訓練期間が長くなるステップも出てきますが、焦らず着実に指導・訓練を続けることが大切です。 |
どのような児童が対象? 対象として最も適しているのは、幼児(年長)から小学校中学年くらいまでの、LD傾向のある児童ですが、LD児に限らず、読み書きの苦手な軽度発達障害児(アスペルガー、ADHD、軽度MR)の指導・訓練にも有用です。ただし、発達障害が複合的に現れ、かつそれが著しい児童の場合は、指導・訓練に多少の遅れが見られます。また、重度のMR児に対しては、効果があるとはいえません。 |
どんな場面で使える?
また現在は
等で、実際に使われています。 |
「ことばのいずみ」の教育・発達的効果の評価
LD児に対する指導・訓練は、常に、その評価を行いながら、それを積み上げていくことが重要な意味をもっています。本教育プログラムでは、指導の前後及びその中間に評価テストを実施して、子どもの進歩と指導・訓練の効果を評価することを原則としています。(「ことばのいずみ」には、それぞれのプログラムの中に、オリジナルの評価テストが含まれています。) この教育プログラムの、子どもの全体的な栄進発達に対する効果を知りたい場合には、前後テストに、WISC-R、 WISCIII 等の個別知能検査を実施します。 |
関連商品
商品名 語のカテゴリー化テスト Test of Categorization of Words
開発・監修・著者 天野清(教育学博士)
商品コード 023-538
内容 : 絵カード・図版・下敷き・解説書・記録票 寸法(外箱) : 290 × 386 × 35mm
Lプログラムによる、分類及び上位概念の指導の学習・発達的効果を評価できるテストです。 |
商品名
本テストはWプログラムによる学習・訓練効果を評価するために開発されたテストです。 ひらがなの構造(音節)レベルからテストでき、一文字一文字の読み書き能力を知ることができるので、Wプログラムに限らず、ひらがな習得のアセスメントにお使いいただけます。 |
価格
商品コ-ド 023-535 税込価格 79,200円 |
「語彙・認知プログラム」 (全12ステップ)
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商品コード 023-537 税込価格 79,200円 |
「音節プログラム」 (全27ステップ) | ||
Sプログラム |
商品コード *** 税込価格 *** |
「構文プログラム」 (全11ステップ) 後日発売予定 |
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商品コード 023-538 税込価格 13,200円 |
関連カテゴリ 言語訓練・失語症等教材セット