DSM-5版 UCLA心的外傷後ストレス障害インデックス
検査名 DSM-5版 UCLA心的外傷後ストレス障害インデックス UCLA PTSD Reaction Index for DSM-5 Children/Adolescents
著者 Robert S. Pynoos, M.D., M.P.H & Alan M. Steinberg, Ph.D.
日本語版作成 高田紗英子,亀岡智美,大澤智子,加藤 寛(兵庫県こころのケアセンター)
適用年齢 ・児童青年期用(7歳~18歳用) ・養育者用 ・6歳以下の子ども用 |
特徴
Pynoosらによって作成された面接もしくは自記式質問紙。
子ども本人が答える【児童青年期用】(7歳~18歳用)、児童青年期の子ども本人に代わって養育者が答える【養育者用】、【6歳以下の子ども用】の3部作を使い分けることで、子どものトラウマを漏らさずスクリーニングできる。
子ども本人が答える【児童青年期用】(7歳~18歳用)
児童青年期のトラウマスクリーニング尺度として広く使われた、DSM-Ⅳ版UCLA PTSD Reaction Index (Steinberg et al., 2004; Steinberg et al, 2013: Elhai et al., 2013) の改訂版として出されたものである。
子どものPTSDの評価尺度として国際的に最も汎用されているもので、アメリカではすでに25万部が販売されている。
外傷体験に関する質問23、PTSD症状に関する質問31からなり、DSM-5のPTSD診断基準に基づき、学童期および青年期の子ども(7歳~18歳)のトラウマ歴やPTSD症状を幅広く、包括的に評価することができる。
日本語版は兵庫県こころのケアセンターによって作成され、実施方法についての研修会が定期的に開かれている。
【6歳以下の子ども用】
「UCLA心的外傷後ストレス障害インデックス(児童青年期用)」(標準版)。本テの、6歳以下の子ども用として作成されたものである。
児童青年期用の標準版ではカバーしていない6歳以下の子どもを対象としており、まだ年少者であるため、自分で記入するのはもちろんのこと、治療者からの質問に対し、自分の体験を言語化して答えたりするのも難しいことから、養育者がその子どもについて答える形をとる。養育者による自己記入、あるいは臨床家が養育者に聞いて書き込むことで、6歳以下の子どものトラウマ歴やPTSD症状を幅広く、包括的に評価できる。
童青年期の子どもに代わって養育者や施設職員などが答える【養育者用】
「UCLA心的外傷後ストレス障害インデックス(児童青年期用)」(標準版)の、養育者用として作成されたものである。
この養育者版は、トラウマとなる出来事を体験した児童青年(7歳~18歳)の養育者が対象となり、さまざまな事情で子ども本人と治療者が直接面談できなかったり、トラウマについて触れることができない場合に、養育者や施設職員などが代わって答えるものである。
自己記入、あるいは臨床家が養育者などに聞いて書き込む形となる。
価格
検査名: DSM-5版 UCLA心的外傷後ストレス障害インデックス
児童青年期用 |
商品コード 021-021 税込価格 440円 |
子ども本人が答える【児童青年期用】(7歳~18歳用) A4・17ページ ※5部以上からご注文を承ります |
6歳以下の子ども用 |
商品コード 021-022 税込価格 440円 |
A4・18ページ ※5部以上からご注文を承ります |
養育者用 |
商品コード 021-023 税込価格 440円 |
児童青年期の子ども本人に代わって養育者が答える【養育者用】 A4・16ページ ※5部以上からご注文を承ります |
関連書籍
|
子どものPTSDのアセスメント
UCLA心的外傷後ストレス障害インデックスの手引き 亀岡 智美 著 世界で汎用されている「UCLA心的外傷後ストレス障害インデックス」。著者らが臨床実践から得た、この日本語版の実施方法を解説。子どものトラウマ支援に携わる人にとって、大いに役立つ1冊である。 |
商品コード 021-024 税込価格 1,430円 |
関連カテゴリ 不安・ストレス関係検査