SCQ日本語版 Social Communication Questionnaire
画像提供:金子書房 |
原著者 Michael Rutter, M.D., F.R.S., Anthony Bailey, M.D., Sibel Kazak Berument, Ph.D., Catherine Lord, Ph.D., Andrew Pickles, Ph.D.
監訳者 黒田美保・稲田尚子・内山登紀夫
適用年齢 暦年齢4歳0ヵ月以上、精神年齢2歳0ヵ月
質問項目 質問用紙「誕生から今まで」40項目 質問用紙「現在」40項目
所要時間 回答:10分程度 採点:5分程度 |
沿革
SCQは、Michael Rutterら、著名な自閉症研究者によってアメリカで開発されました。アメリカでは、2003年に出版されています。すでにスペイン、ドイツ、イギリス、オーストラリア、韓国など、世界各国で使用されています。 日本では、黒田美保(淑徳大学)、稲田尚子(国立精神・神経医療研究センター)、内山登紀夫(福島大学)により、2013年に翻訳されました。 |
特徴
・検査用紙は「誕生から今まで」と「現在」の2種類があります。いずれの用紙も、コミュニケーションスキルと対人機能を評価するための40項目から構成され、ASDの可能性がある対象者の養育者(保護者)が回答します。 |
・SCQの質問項目は、説明がなくとも保護者が理解できるような内容に工夫されています。 保護者に用紙を送付して、質問に回答してもらうことも可能です。 |
・検査用紙「誕生から今まで」では対象者の成育歴について質問し、その結果によって、診断上さらに詳細な検査を要するかどうかを判断します。具体的には、合計得点がカットオフ値を超える、あるいはカットオフ値に近似する場合、ASD症状をはじめとする、発達上の多様なニーズを抱えている可能性が高いと判断します。診断のためのスクリーニング検査としては、こちらの検査用紙の使用が推奨されます。 |
・検査用紙「現在」では対象者の過去3カ月間の行動について質問します。その結果によって、日常生活の実態を把握し、治療・教育の計画を立てることができます。すでに自閉症状があると診断されていて、経時的な変化を知りたい場合は、こちらの用紙の使用が推奨されます。 |
・ASD症状のおおよその程度を知る指標として利用できます。 |
価格
検査用紙 「誕生から今まで」(20名分) |
商品コード 002-153 税込価格 5,940円 |
画像提供:金子書房 |
検査用紙 「現在」(20名分) | 商品コード
002-154 税込価格 5,940円 |
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マニュアル | 商品コード
002-155 税込価格 3,850円 |
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