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上田式子どもの発達簡易検査

上田礼子 著

   

価格

3,456円(税込)
 

商品コード

026-037 

 

サイズ

B5判 80頁

内容

●親(養育者)や子どものケアに直接関わる保育・教育者,諸施設で働く医療・保健・福祉関係者などを対象としている。

子どもの発達状態を簡便な方法で的確に把握し,それを支援の手がかりに活用することができる。

●『上田式 子どもの発達簡易検査(USDT)』は,これまでの筆者の経験から個々の検査項目などを再検討し,発達簡易検査の目的に沿って子どもの発達過程において広く一般的に観察され,かつ個人差の幅が比較的小さく,日常生活でも観察しやすい項目を選んで編集している。
目次

第1部 「上田式 子どもの発達簡易検査」とは
第1章 発達簡易検査の必要性
1.子どもをめぐる社会的環境の変化
 1)核家族化
 2)少子化
 3)情報化・価値の多様化
 4)不安軽減の必要
 5)アセスメントの重要さ
2.親(養育者)や直接的ケア担当者の現代的ニーズとしてのアセスメント・ツール
 1)働く母親の増加と乳幼児早期からの集団保育・教育的ニーズの増加
 2)子どもの発達の様相を知る手がかり
 3)親(養育者)と直接ケアする者とのコミュニケーションを媒介するアセスメント・ツール
3.子どもの発達を正しく理解する知識と手だての必要性
 1)子どもと大人の質的違い
 2)子どもは大人をモデルにする
 3)普通の子どもの行動発達の個人差の幅
4.急激な都市化の進展とアセスメントの関係


第2章 USDT作成の目的とその過程
1.事例:来談者との対話から
2.USDT作成の目的と7つの条件
 1)本検査作成の目的
 2)本検査作成に関する7つの条件
3.USDT作成過程
 1)第1段階:日本版デンバー式発達スクリーニング検査JDDSTの標準化
  (1)対象児のサンプリング (2)デンバー市(米国)と東京都(日本)の子どもの比較 (3)日本国内における地域差 

  (4)行動発達と環境要因
 2)第2段階:臨床的および統計的検討からの簡易化
  (1)簡易検査1の有効性
 3)第3段階:実用的観点からの簡易化
   (1)改めて子どもと子育て環境の変化から注目すべき観点 (2)簡易化の方法 (3)簡易化の結果 (4)妥当性 

   (5)信頼性:同一事例による再検査 (6)考察


第3章 本検査の作成と検査用紙
1.USDTの検査用紙:発達の3領域と54項目
 1)3つの領域とは
  (1)社会性 (2)言語 (3)運動
 2)年月齢の尺度
2.検査用具


第2部 USDTの実施方法
第4章 検査実施の進め方
1.検査場面の設定・導入
 1)自発的協力の必要性と準備
 2)導入時の説明
2.検査実施の順序
 1)検査用紙への記入
 2)実施する検査項目の指針
 3)実施する検査項目数
 4)試行の回数とできない印「×」,できる印「○」の基準
 5)検査項目の採点記録
 6)発達的「遅れ」の項目の採点記録
3.検査結果の評価方法
 1)総合評価で「疑問」となる(1)と(2)の場合
 2)総合評価で「不能」となる場合
 3)総合評価で「普通」となる場合
第5章 検査終了後のクライアントとの話し合いと対応の仕方
1.再検査の必要性
2.診断的検査のための紹介
3.子ども(身体・精神面)と家族・地域・環境の双方向からの支援
4.相談場面におけるUSDTの活用法
 1)事例S.K.
 2)事例M.K.
 3)事例K.S.

第6章 各発達領域における検査項目の実施方法
1.社会性領域:対人関係・生活習慣(13項目)
2.言語性領域:発語・言語理解(14項目)
3.運動領域:微細運動・粗大運動(27項目)
  1)微細運動(15項目)
  2)粗大運動(12項目)
資料編
1.子どもの発達検査と発達スクリーニング検査・発達簡易検査
 1)発達検査・発達診断検査
 2)発達スクリーニング検査
 3)発達簡易検査
2.発達質問項目の活用とその他の簡便な検査
3.20世紀後半からの日本の子どもの健康・発達に対する見方の変遷
 1)子どもの環境と精神面への関心の増大
 2)乳幼児前期からリスク児に対応する予防活動
 3)乳幼児期の発達評価への関心の増大
4.日本の子どもの地理的および社会・経済的背景と行動発達の個人差
 1)日本と米国との比較
 2)日本国内における比較:補正版の作成
5.JDDST簡易検査1の作成過程
 1)対象と方法
 2)結果
付録
1.日本版デンバー式発達スクリーニング検査─東京都全被検児の項目抜粋
2.日本版デンバー式発達スクリーニング検査─沖縄県および岩手県被検児の項目抜粋
3.3地域(東京都,沖縄県,岩手県)間の被検児の比較
文献


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