TK式 CSA 子どもの支援度アセスメント
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検査名 TK式 CSA 子どもの支援度アセスメント
著者 生川 善雄 神川 修介
所用時間 5分~10分
摘要年齢 小学生
採点方法 対象児童の担任教師が実施 |
背景・目的
・通常学級の中には、知能に明らかな障害がなくても、読み方や書き 方、算数の計算に困難を示す子ども、対人関係をうまく築けない子ども、こだわり行動が強い子ども、注意が分散しやすい子どもなど、特別な支援を必要とする 子どもが存在します。このような子どもの場合、知能検査や社会生活能力検査を実施しても、平均値もしくはそれ以上の値を示すことがよくあります。IQが高 くても、通常学級では支援なしに適応できない子どもが多数認められているのです。
・ 『子どもの支援度アセスメント(CSA)』は、通常学級でさまざまな支援を必要とする小学1年生から6年生の子どもの支援内容・支援強度をアセスメントし、把握することを目的としています。
アセスメント結果の分析から、子どもがどのような支援をどの程度必要としているのか、行動領域ごとに客観的に把握し、支援の度合を考慮しながら支援計画を立案することが可能になります。
・CSAは、明らかな視覚障害、聴覚障害、運動障害等を伴わない、通常学級に在籍する小学1年生から6年生の支援度をアセスメントすることを目的としています。
視覚障害や聴覚障害、運動障害のある子どもを対象とする場合には、より専門的な観点からアセスメントを実施するなど、評価の方法を検討していくことが必要となります。また、CSAは自閉症、学習障害、注意欠陥多動障害などを診断・判定するものではありません。
特色
●「個別の教育支援計画」と「個別の指導計画」作成の参考資料として役立ちます。
・話をしている人に注目できない。 ・聞き漏らしや聞き間違いをする。 ・聞き手に合わせて話すことができない。 ・友達の感情や立場を理解できない。 ・読み間違いやとばし読みをするなど、読むことに困難を示す。 ・個数を正しく数えたり、順番を正しく数えたりできない。 ・たし算、ひき算、かけ算の計算に困難がる。 ・課題に集中できない。 ・席に座っていることができない。 ・集団行動に参加できない。 ・友達と協力し合うことができず、対人関係をうまく築けない。 |
このような子どもが、どのような支援を、どのくらい必要としているのかを客観的にアセスメントします。
●実施法、採点法が簡単。
原則として担任教師が子どもの状態を振り返りながら質問に答える形で評価を行います。
すべてが1~4の選択方式なので、時間をかけすに実施が可能。
●支援を必要とする子どもについて、どのような内容の支援が、どの程度必要なのかを評定できます。
●各領域の信頼性が十分に検討してあります。
●全般的な必要度がわかるだけでなく、学習面・行動面・運動面のどこで支援を必要としているかをアセスメントできます。12領域それぞれの支援度も知ることができる。
Ⅰ.学習支援 |
1.聞く 2.話す 3.読む 4.書く 5.数の理解 6.計算 |
Ⅱ.行動支援 |
1.注意 2.多動、行動 3.対人関係 4.コミュニケーション |
Ⅲ運動支援 |
1.微細運動 2.粗大運動 |
価格
検査名:TK式 CSA 子どもの支援度アセスメント
用紙(20名分) |
商品コード 017-378 税込価格 7,040円 |
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手引書 |
商品コード 017-379 税込価格 1,760円 |
関連カテゴリ 個別検査/発達関係検査 学校用検査/個別の教育支援度