障害児の力を引き出す 87のツボ ※絶版
※画像提供:日本文化科学社 |
小川隆雄 著
発行元 日本文化科学社
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サイズ 四六判208頁
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概要
障害児教育に初めて携わる人、経験の浅い人に、その道筋をつけるバイブルとも言える書。障害児の見方や接し方等を具体例をとりあげ簡潔に解説。
目次
まえがき
I 子どもを見るツボ
おや、いつもと違うぞ。違いを見つける。
主活動に入るまでに示す子どもたちの小さな反応を見逃さない。
「アホ」「バカ」「チビ」……ことばの意味に腹を立てない。
ほか
II 子どもを育てるツボ
育てるとは、本来持っている力を引き出し、伸ばすこと。力を発揮する場を設定する。
手助けとは、手を貸すことではない。手を貸さないことが手助けとなる。心の援助をする。
子どもにサインを送る。
ほか
III 子どもを教えるツボ
教えようと思うな。いっしょにいよう、いっしょのことをしてみよう。そこから指導のきっかけがつかめる。
教えなければできるようにはならない。教える内容を精選し、子どもにわかるように教える。
しゃべらないから話しかけない、ではない。しゃべらなくても話しかけることが必要。
ほか
IV 授業を考え直すツボ
土の上にも字は書ける。
10段の階段も20段にすればのぼれる。
塗る」ということばの意味がわからないのに、「塗りなさい」といっていないか。
ほか
V 指導を考え直すツボ
字が読めなくてもひとり通学ができる。計算ができても買い物ができるとは限らない。
○が顔にはならないが、○の数を増やすことはできる。
人のことより、まず自分のことがきちんとできるように。
ほか
VI 子どもの見方を考え直すツボ
50の力のある人が50の力を出せば100パーセント、100の力のある人が75の力を出せば75パーセント。
こんなことはむずかしいだろう、こんなことはできないだろう、と決めつけてしまわない。
10歳になっておんぶしても悪くない。
ほか
あとがき
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