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登録番号 : T9240001027159

通常学級の特別支援 今日からできる!40の提案 ※絶版

 

※画像提供:日本文化科学社

佐藤愼二 著

 

発行元

日本文化科学社

 

価格

1,944円 

 

商品コード

001-5005

 

サイズ

A5判 164頁

 

 

 

概要

 

 通常学級の担任が日々の学級運営・授業づくりで“今日からできる”“今日から使える”具体的なアイデアを満載。“学校づくり”“学級づくり”“授業づくり”“保護者との連携協力”の大きな4つの柱それぞれに10ずつ、合わせて40の具体的・実践的手だてを提案しています。これらの提案は、積極的・事前的に支援の充実化を図るための──決して“特別”ではない──特別支援教育の具体的な方法です。
通常学級の担任の先生はもとより、小学校の特別支援教育コーディネーター、通常学級を支援する立場の特別支援学校のコーディネーター・各地の巡回指導担当などの先生方に、ぜひご活用いただきたい1冊です。
 

 

目次

 

 はじめに
I 特別支援教育は本当に“特別”なのか?
1 Aさんに関するエピソードから
2 “今日からできる特別支援”の発想とは?


II こんな学校にしよう!─今日からできる! 10の提案─
提案1 子どもの本音の思いを大切に!
1 見え方・聞こえ方・感じ方の不思議さへの共感
2 子どもとの信頼関係こそ
3 客観的な行動と本音の思いの違い
4 本当は“できるようになりたい”“分かりたい”
提案2 子どもの本音の思いに“気づき”、寄り添うには!
提案3 “見方”を変えて子どもの“味方”に!
1 “できる”“やれる”支援条件を見つける
2 “~しかできない”子どもではなく“~もできる”子ども
提案4 子どもの“いいとこ”を支え、“居場所”をつくる!
1 加点法的教育の徹底を
2 居場所があること
提案5 子どもの支援条件を見直す!─“困った子ども”ではなく“困っている子ども”─
1 環境・支援条件の重要性
2 “見方”を変えて“支援”を変える!
3 子どもの困難さと支援条件の相互作用
提案6 学級を支え合う体制をつくる!─学年会を中心とした事前的・積極的なシステム─
提案7 小学校1年生を全校で支援する!
1 “読む・書く・計算”という文化との出合い
2 “学級集団のルール・マナー”という文化との出合い
3 2年生以上への支援体制
提案8 引き継ぎを学校全体で大切にする!
提案9 校内委員会を機能させる!
提案10 保護者との確かな連携協力を!
1 保護者の理解には時間が必要
2 困っているのは子ども本人

 

III こんな学級にしよう!─今日からできる! 10の提案─
提案11 組織としての理念を大切に!
1 どの子どものよさ・頑張りも支える
2 どの子どもの苦手・不得意も支える
提案12 生活・組織のルールを明確に!─基本的なルールを学ぶ─
1 ソーシャルスキルを学ぶ
2 ルールを確認する
提案13 説明のためのアイデア!
1 まずは学級づくり
2 どう説明するのか?
3 子どもに分かりやすいキーワードを大切に
提案14 生活習慣を大切に!
1 朝食を食べる!
2 保護者への呼びかけ
提案15 整理・整頓・整然・清掃・清潔を大切に!
1 教室環境を整える
2 教室正面を簡素にする
提案16 視覚的手がかりを活用する!
提案17 スケジュールと活動の終点を明確に!
提案18 静かな時間を確保する!
提案19 席の位置の最適化と姿勢(いすや机の高さ)に目を向ける!
提案20 称賛・承認を大切に!


IV こんな授業にしよう!─今日からできる! 10の提案─
提案21 教科書・ノート準備のタイミングやそのやり方を明示する!
1 教科書等の準備のタイミング
2 教科書等の机の上への並べ方
3 学習の基本ルールの徹底
提案22 導入を工夫する!
1 テンポよく復習から入る
2 ノートテイキングから入る
提案23 授業の流れを示す!
1 言い得ぬ不安を支える
2 カードを用意する
提案24 授業の型を一定に!
1 同一教科の流れをできるだけ一定にする
2 授業をユニット化する
提案25 授業の進め方を工夫する!
1 称賛的である
2 発問・指名・机間支援で緊張感
3 アイコンタクト──“目は口ほどにものを言う”
4 適度な選択の幅
5 一時一作業
6 まとめはこうする!
7 その他
提案26 指示や説明を簡潔に!
1 指示・説明の簡潔化
2 一文一動詞(動作)で話す
提案27 言葉の表現を適切に!
1 抽象語を少なく具体的に
2 否定ではなく肯定的な表現で
3 安易な約束と質問調の追い込みを避ける
4 言葉のイメージ力を生かす
5 語調に変化を
6 間違いや失敗を受け止める言葉を
提案28 黒板の使い方を工夫する!
1 黒板・板書の意義を再確認する
2 きれいな黒板・正面
3 文字・行間・罫線・チョークの工夫
4 板書のタイミングや間のとり方
5 板書のスピード
6 板書の構成──黒板の分割法
7 板書での立ち位置
8 子どもによる板書
9 吹き出しや小黒板等の活用
提案29 机間支援を工夫する!
提案30 視覚情報や作業・運動動作を活用する!
1 これまでの特殊教育に学ぶ
2 イラストカード類の活用──百聞は一見にしかず
3 見て→聞いて→読んで→書く
4 作業・運動動作で集中力を


V 保護者との確かな連携協力を!─今日からできる! 10の提案─
提案31 保護者支援に関する全校的な方針の確認を!
提案32 支え合う保護者の関係づくりを!─保護者会で子育てピアサポート─
提案33 保護者(母親)が置かれている状況を踏まえる!
1 保育所等や家庭では特に困ることがなかった場合
2 子どもの家庭内での問題行動に関するストレスをすでに抱えている場合
3 育てにくさ感や成長のアンバランスさの不安を抱えている場合
4 家族の人間関係に関するストレスを抱えている場合
5 地域の人間関係に関するストレスを抱えている場合
6 自己実現が阻害されると思い込んでしまっている場合
7 兄弟姉妹の子育てに気持ちが向いている場合
8 母親が特に困っているとは感じていない場合
9 専門的な知識を持っていて、将来に関する不安がとても大きい場合
提案34 “気づき”の放任と独断を避ける!─チーム支援─
1 よくある放任と独断
2 “気づき”“見立て”に基づく検討をチームで
提案35 子どもの“いいとこ”を伝える! 保護者の納得・了解を急がない!
1 子どものよさを伝えることから
2 納得・了解を迫らない
3 今の保護者そのままを納得・了解する──“期待・希望”の共有こそ
4 学校でできることをやり切る姿勢──ミスマッチの現場はまさに学校である
提案36 “ぶるな・ともに”でパートナーシップを!
1 まずねぎらいから
2 保護者はその子にとって一番の専門家、保護者は子育ての先輩である
提案37 保護者の子育て・しつけの責任にしない!
1 医療に学ぶ
2 最も早く気づくのも親・最も早く悩むのも親
3 追い込まない・孤立させない・焦らせない
提案38 能動的受動の姿勢で!
1 保護者の子育て支援をしてこそ
2 働きかけつつ、待つ姿勢
提案39 目的は“支援方法”の明確化と共有化!─説明責任を果たして─
1 “障害”の明確化ではなく、“支援方法”の明確化
2 まず説明責任を果たす姿勢
提案40 具体的で実際的な支援内容の提案を!
1 再び、医療に学ぶ
2 “理想の(母)親モデル”を提案し過ぎない
3 具体的・実際的に
文献
おわりに

 

 


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