わかるLDシリーズ2 LDの見分け方 診断とアセスメント ※絶版
※画像提供:日本文化科学社 |
日本LD学会 編 森永良子 中根晃 責任編集
発行元 日本文化科学社
価格
商品コード
サイズ A5判164頁 |
概要
わかるLDシリーズは、日本LD学会が、LD児とその周辺の子どもたちに対する適切な理解と効果的な対応を明らかにする目的で企画されたシリーズ。日本LD学会の統一見解を集大成。LDの全体像をとらえる格好の書。
本書『LDの見分け方』は、入門書として初心者にも理解しやすいように、診断と治療という専門的な内容を、ケースを用いて具体的にわかりやすく記述。
目次
はしがき
1 LDの子どもは昔から存在した
LDの子どもは昔から存在した
読み・書きの問題
MBDでクローズアップされた認知の問題
LDの見分け方
LDの見分け方,診断の必要性
2 LDの特性
認知の問題
行動上の問題
3 LDに近接する障害
近接する疾患とは
多動児と注意欠陥多動性障害
協調運動障害
てんかん
自閉症
精神遅滞と境界線知能児
選択緘黙
4 発達的に見たLD発見の手がかり
乳児期の問題
幼児期の問題
学童期の問題
5 LDの診断
心理教育的な診断
医学的診断
わが国の教育診断
6 LDへのチームアプローチ
米国における障害認定のためのチームアプローチ
わが国における就学指導に見るチームアプローチ
チームアプローチにおける主役は誰か
チームアプローチによるLD判定の手順
チームアプローチをめぐっての課題
コラム
健常児と障害児のはざまにある子どもたち
個性を尊重して教育を考えたい
定義はバイブルではない
診断ができなければ早期の対応は必要ないか
おとなは乳児の能力を理解していない
スクリーニングテストとは
国際診断基準とは?
スクールサイコロジスト
LD教育の始まり―寺子屋風手づくり教室―
どこで誰が診断あるいは評価をするか
チームアプローチの必要性
関連カテゴリ LD・AD/HD