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AD/HD・高機能高汎性発達障害の教育と医療 ※絶版

 

※画像提供:日本文化科学社

竹田契一 監修

竹田契一 若宮英司 里見恵子 西岡有香 著

 

発行元

日本文化科学社

 

価格

3,024円

 

商品コード

001-329

 

サイズ

B5 244頁

 

概要

 

AD/HD・高機能広汎性発達障害のよりよい理解と適切なアセスメントのために、医学的見地を踏まえ教育的対応法を説く!

 AD/HDおよび高機能広汎性発達障害の子どもは、教育と医療、家庭が連携し、その育ちをうまく支えていく必要の高い子どもたちです。本書は、教師や保護者がこれらの子どもたちのことをうまく理解でき、プロセスを踏みながら、適切な援助について自ら考えることができることを目的にしています。
この本では、子どもが起こす問題が、行動の問題なのか、学習の基礎となる認知の問題なのか、それとも対人関係のとり方等の社会性の問題なのかというように、その問題の背景にある特徴に分け、またその原因にも目を向けて、それらへの対策を考えていく手法をとっています。子どもをみる視点に「行動」「認知」「社会性」という3つの軸をもつことによって、これまでわかりにくかった子どもがすっきりとみえてきて、適切な援助につなげていけることをねらいにしています。

 

目次

 

はじめに
第1章 この本の見方
1 この本の特徴
2 AD/HD、広汎性発達障害は医療と教育の連携が必要な障害
3 認知心理学・神経心理学的見方
4 認知、行動、社会性の見方──子どもをみる視点


第2章 AD/HD(注意欠陥/多動性障害)
1 AD/HDとは
(1) 診断基準
(2) AD/HDと似ている状態について
2 頻度
3 経過
4 診断に用いられる検査
(1) 質問式検査
(2) CPT(Continuous Performance Test)
(3) その他の検査
5 投薬
6 併存する問題点
7 不注意優勢型AD/HD──見逃されやすいサブタイプ
8 今後の展望


第3章 高機能広汎性発達障害
1 わかりにくい子どもたち
2 広汎性発達障害と自閉症について
3 広汎性発達障害の基本を理解する
(1) 社会的・対人的な関係を結ぶ能力(対人相互反応)の障害
(2) コミュニケーションの能力の障害
(3) 思考柔軟性の障害(こだわり)
(4) その他の問題
4 広汎性発達障害ってわかりにくい?──さまざまな表れ方をする広汎性発達障害
(1) スペクトラム(連続性)障害とは
(2) 高機能広汎性発達障害とアスペルガー障害
(3) 高機能広汎性発達障害──誤解される子どもたち
(4) 状況と経過によって変化する症状
5 広汎性発達障害(とその症状)に対処する
(1) 広汎性発達障害の子どもに共通する対応の仕方
(2) 二次障害について──心の中で起こっていること
6 心の理論・中枢性統合の障害と意味・語用論でのつまずき
(1) 心の理論とは
(2) 心の理論障害説から中枢性統合障害説へ
(3) 高機能広汎性発達障害の子どものコミュニケーションの問題
(4) 理解と援助の基本


第4章 行動・社会性のつまずきの見方
1 社会性の見方
2 テストとその結果の見方
(1) 生育歴
(2) 臨床観察チェックリスト
(3) 知能検査──WISC-III
(4) 情報処理のタイプをみる──K-ABC
(5) 言語能力・視覚認知能力をみる検査
(6) 注意機能の検査
3 評価診断事例
(1) AD/HDと診断がつくケース
(2) 不注意優勢型AD/HDと診断がつくケース
(3) アスペルガー障害と診断がつくケース
(4) 知的障害と診断がつくケース


第5章 行動と社会性と学習へのアプローチ
1 AD/HDの行動へのアプローチ
(1) 行動療法による問題行動への対処方法
(2) 集団場面での行動療法
(3) ペアレントトレーニングとは
2 社会性へのアプローチ
(1) 子どもが学ぶべきこと
(2) メタ認知能力
(3) ソーシャルスキルトレーニング
3 学習へのアプローチ
(1) 認知の偏りによって起こる学習の問題
(2) 読み書きの問題について
(3) 注意の問題に目を向けた指導法


第6章 評価と個別の指導計画
1 個別の指導計画の立て方
(1) 個別の指導計画とは
(2) 実態把握
(3) 目標を立てる
(4) 手だてを考える
2 AD/HDの子どもの事例
(1) 対象の子ども
(2) 担任の子どもの理解
(3) 保護者の理解
(4) 診断と検査
3 アスペルガー障害の子どもの事例
(1) 対象の子ども
(2) 担任の子どもの理解
(3) 家庭での対応
(4) 診断と検査
4 AD/HDと読み書き障害の生徒の事例
(1) 対象の生徒
(2) 診断と検査
5 不注意優勢型AD/HDの子どもの事例
(1) 対象の子ども
(2) 担任の子どもの理解
(3) 診断と検査


第7章 アメリカのLD・AD/HD等の教育の紹介
1 はじめに
2 法的根拠に基づく教育
3 カリフォルニア州エルクグローブ学校区の特殊教育見学
(1) 学校区の概要
(2) 発見から指導まで──3段階によるスクリーニングと指導システム
(3) 特殊教育サービスの内容
4 LDのための私学教育
(1) ディスレキシアのための学校
(2) ディスレキシアとギフテッド・ディスレキシアのためのアセッツ・スクール
5 自閉症スペクトラムのためのNPOによる学校
(1) 歴史と組織
(2) 高機能自閉症のための学校
6 これからの日本の特別支援教育
索引

コラム
成人のAD/HDの悩み
DAMP症候群─注意集中障害と運動知覚障害を併せもつ子どもたち─
不器用への対策
AD/HD不注意優勢型のCさんに聞く─不注意な状態とはどんな感じなの?─
家事をするのは難しい その1─カレーの作り方─
家事をするのは難しい その2─洗濯─
実行機能とは
ワーキングメモリー(作業記憶)とは
指示が聞けないのは?
4つの軸から考える広汎性発達障害のタイプ
成人のアスペルガー
比喩表現は難しい
高機能広汎性発達障害の子どもたちが理解しにくいことば
ト書き発言による援助
この人は誰?─相貌認知の弱さをもつI君─
言語性IQと動作性IQの違い
─言語性IQ80、動作性IQ110の人と言語性IQ110、 動作性IQ80の人の違い─
分類してみよう
ソーシャルスキルを系統的に教える
ソーシャルスキルを教える─ジェスチャーゲームをしてみよう─
教室のルールを教える
漢字と英語の難しさ
英語学習の仕方
日曜日(にちようび)となぜ読める?
九九を覚える─7の段は特に難しい?─
個別の指導計画の判断を失敗すると
会話の中の要素─教えられるものと教えられないこと─
話し方を教える
会話の指導─聞き方の指導─

 

 


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