言語・コミュニケーション発達の理解と支援 改訂新版 LC-Rを活用したアプローチ
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著者 大伴潔 橋本創一 溝江唯 編著
サイズ B5判 206頁
発行年月日 2025年4月12日 |
価格
言語・コミュニケーション発達の理解と支援 改訂新版 |
商品コード 080-050 |
税込価格 |
概要
LC-Rの活用から効果的な支援方法までを網羅し、言語・コミュニケーションの発達の理解を深めるための1冊。
LC-Rの活用から効果的な支援方法までを網羅した1冊
・執筆者紹介(初版第1刷時)
大伴 潔(おおとも・きよし)【編集、第1章1 、第2章1 ・2 、第4章1 ・2】
東京学芸大学 名誉教授
橋本 創一(はしもと・そういち)【編集、第1章3 ・5 、第3章3】
東京学芸大学特別支援教育・教育臨床サポートセンター 教授
溝江 唯(みぞえ・ゆい)【編集、第1章4 、第3章2】 新潟医療福祉大学心理福祉学部 助教
田中 里実(たなか・さとみ)【第1章2】
青山学院大学教育人間科学部 准教授
仁科 いくみ(にしな・いくみ)【第1章3】
八王子市立上壱分方小学校 教諭
岡本 茉桜(おかもと・まお)【第1章5】
東京学芸大学特別支援教育・教育臨床サポートセンター 特命講師
辰巳 朝子(たつみ・ともこ)【第2章3】
放課後等デイサービス・リアン 専門部主任
森崎 茜(もりさき・あかね)【第3章1】
高知県立ろう学校 教諭
福田 弥咲(ふくだ・みさき)【第3章1】
中野区教育委員会 相談員
小柳 菜穂(こやなぎ・なほ)【第3章3】
東京学芸大学特別支援教育・教育臨床サポートセンター 特命講師
井上 剛(いのうえ・ごう)【第3章4】
東京学芸大学附属特別支援学校 教諭
堀田 椋(ほった・りょう)【第3章4】
東京学芸大学附属特別支援学校 教諭
綿野 香(わたの・かおり)【第4章2】
元・おさかなルーム
目次
まえがき─改訂新版刊行にあたって─
第1章 言語・コミュニケーション発達の基礎
1 LC-R から見た乳幼児期の言語・コミュニケーション発達
1 ことば芽生え期( 0 歳代を中心に)
2 一語文期から語操作移行期、語操作期のはじめ( 1 ~ 2 歳代を中心に)
3 語操作期から発展期のはじめ( 3 ~ 4 歳代を中心に)
4 発展期( 5 ~ 6 歳代を中心に)
5 領域別まとめシート・
6 LC-R チェックリスト
2 幼児期における社会性の発達
1 ヒト・モノとのかかわりのなかで育つ社会性の基盤
2 幼児期における社会的価値観と対人的行動
3 幼児の向社会性の発達
4 幼児期の遊び
5 まとめ
3 聴覚障害児の言語・コミュニケーション発達
1 聴覚障害の早期発見・早期支援
2 聞こえが困難な乳幼児の発達の特徴とアセスメントの留意点
3 聴覚障害と併せ有する障害について
4 聞こえが困難な乳幼児の発達の特徴を踏まえたLC-R の適応
4 LC-R から見た自閉スペクトラム症児の言語・コミュニケーション発達
1 自閉スペクトラム症児の言語・コミュニケーション発達の特徴
2 LC-R を通して見たASD 児の言語・コミュニケーション発達
5 LC-R から見たダウン症児の言語・コミュニケーション発達
1 D 児の発達的プロフィール
2 アセスメントの結果
3 指導の方針
第2章 LC-R の理解から報告書の作成へ
1 LC-R 課題別解説―評価の観点・実施の際のポイント・参考情報
2 LC-R の施行の流れ
1 施行の流れ─手ごたえ課題を実施する
2 「ことば芽生え期」の施行の流れ
3 「一語文期」の施行の流れ
4 「語連鎖移行期」の施行の流れ
5 「語操作期」の施行の流れ
6 「発展期」の施行の流れ
7 LC-R 実施のヒントと留意点
8 LC-R ヘルパーの活用
3 結果のまとめから報告書の作成へ
1 事例A:「語操作期~発展期
2 肢体不自由のある事例B:「ことば芽生え期~語連鎖移行期」
第3章 LC-R の適用から発達支援へ
1 聞こえに困難のある幼児への言語発達支援
1 聞こえに困難がある幼児の理解と支援にあたっての留意点6
2 聞こえに困難がある幼児へのLC-R の適用 ― 検査実施と指導経過の例
3 具体的支援の例 ― 絵日記や活動記録の活用
2 自閉スペクトラム症に配慮した言語・コミュニケーションの発達支援
1 前言語期・言語発達初期のASD 児に対する大人のかかわりの工夫3
2 前言語期にあるASD 児への親子支援の例
3 自発的なコミュニケーションを促す支援
4 AAC を活用した支援の例
5 文脈に合わせた語の理解や他者の意図や視点の理
6 知的発達に遅れのないASD 児に対する視覚支援を活用した支援例
3 ダウン症に配慮した言語・コミュニケーションの発達支援
―ダウン症のある子どもの特徴と、日常で取り組める支援のアイデア
1 ダウン症のある子どものことばの発達3
2 言語・コミュニケーションの発達支援
4 自閉スペクトラム症のある幼児・児童への特別支援学校での支援例
1 幼稚部で学ぶE児
2 小学部で学ぶF児
第4章 言語・コミュニケーション発達への支援
1 言語・コミュニケーション発達支援における10の原則
1 目標設定にあたって
2 状況設定について
3 ことばによるかかわり方
2 発達領域別活動集
音への注意/オノマトペへの関心を高める/歌+ 身体接触あそび/子どものまねっこ/興味をひく物を介したやり取り/教材「どっち?」/「どっち」:発語が困難でコミュニケーションボードの使用を目指す子どもの場合/「いれて」「いいよ」「だめ」/絵本の再現遊びにおける「いいよ」/ごちそうをあげよう/〈発展的活動〉絵カルタ/声かけをのせた物のやり取り/〈発展的活動〉ことばかけと物の操作/型はめ・パズル/ひとことでおはなし/何かな 何かな/大小の箱/絵本を介した語や文の経験/いっしょに並べよう/いっしょに作ろう/〈発展的活動〉色や形に着目するゲーム/色や形のおはなし/おうちにかえろう/伝言ゲーム/再現パズル(どこで・誰が・何をしている)/色×物 マトリックス/ぼくの・わたしの宝物/お話カード並べ/〈関連〉絵本(予測)/「◯◯ちゃんの絵本」づくり/お話づくり(セリフと気持ち)/ゲーム/連想ゲーム/文づくりゲーム/スケジュールの振り返り/拍数すごろく/〈関連〉シール探し/〈関連〉しりとり/〈関連〉逆さことばかるた