CALMS(カルムズ) 吃音のある学齢期の子どものための評価尺度
著者 E・チャールズ・ヒーリー著
サイズ B5変形判
適用年齢 小学1年生~中学3年生
所要時間 60分~90分
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CALMSとは |
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近年では、吃音児者の「個人差」に着目し、吃音の言語症状だけでなく、全般的な言語能力や口腔運動能力に加え、吃音に対する知識・認識面、行動面、心理・感情面、社会性・社交性などといった様々な要因を多面的・包括的に評価し、その結果を臨床につなげる「多次元モデル」が提唱されるようになりました。その1つであるCALMSモデルが提唱され、このモデルに基づいてCALMS評価尺度が開発されました。 |
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このCALMS評価尺度では、吃音を構成する要因(構成要素)を、吃音のある子ども自身の①吃音に関する知識や認識(知識・認識面:Cognitive)、②吃音に対する感情や態度(心理・感情面:Affective)、③全般的な言語能力(言語能力:Linguistic)、④発話時の感覚運動制御(口腔運動能力:Motor)、⑤会話する場面や状況、聞き手のタイプによる影響(社会性・社交性:Social)に分類し、すべての構成要素の下位項目(23項目)についての評価を行ない、その後、①~⑤の構成要素ごとの評価を行うことで、本人にとって得意な構成要素と苦手な構成要素を指導者と本人の双方が把握し、臨床指導に生かしていくことを目的としています。
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主な特徴 |
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目次 (理論・解釈・臨床マニュアル) |
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第1章. 序論 |
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CALMS評価尺度について
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第2章. CALMSモデルの評価や臨床への適用 |
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包括的な臨床アプローチの主要な目標
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第3章. IDEAとCALMS評価尺度 |
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ASHA-IDEAによる基準ガイドライン─流暢性障害の判定基準
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第4章. 構成要素の項目を得点化する手順 |
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知識・認識面: Cognitive
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第5章. CALMS評価尺度の結果に基づく |
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吃音のある学齢期の子どもの個別の指導計画における長期目標の例
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第6章. 臨床の活動内容 |
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概 要
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第7章. 臨床結果のまとめ方 |
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第8章. 信頼性と妥当性 |
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信頼性
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第9章. CALMS評価尺度の使用例 |
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第10章. 評価レポートの作成例 |
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背景情報
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価格 |
マニュアル |
商品コード 080-021 税込価格 8,360円 |
『理論・解釈・臨床マニュアル』(冊子)と『実施・採点マニュアル』(Wリング)の2種がセットになっています。 |
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記録用紙 |
商品コード 080-022 税込価格 4,950円 |
20名分入りです。 |
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サンプルセット |
商品コード 080-023 税込価格 9,595円 |
■セット内容■ 記録用紙5名分、マニュアル1セット |
関連カテゴリ 言語関係検査